あの人が語る 注目のアカデミー賞

デヴィッド・フィンチャー監督&ルーニー・マーラさんが語るアカデミー賞の舞台裏

2010年のアカデミー賞で3部門での受賞を果たした『ソーシャル・ネットワーク』(2010)に続き、5部門でノミネートとなった鬼才デヴィッド・フィンチャー監督の最新作『ドラゴン・タトゥーの女』(2011)。本作で、アカデミー賞主演女優賞にノミネートされたヒロインのルーニー・マーラさんと、フィンチャー監督が、アカデミー賞授賞式を前にした心境を語った。

デヴィッド・フィンチャー Profile

1962年8月28日生まれ、アメリカ出身。『エイリアン3』(1992)で長編映画の監督デビュー。本作は大失敗に終わり、酷評されたが、その3年後に発表したブラッド・ピット主演の『セブン』(1995)が大ヒットとなり、『ファイト・クラブ』(1999)などハリウッドを代表するヒットメイカーとなる。『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』(2008)、『ソーシャル・ネットワーク』(2010)で、アカデミー賞監督賞にノミネートされた。

Yahoo!人物名鑑:デヴィッド・フィンチャー

ルーニー・マーラ Profile

1985年4月17日生まれ、アメリカ出身。主演映画『ドラゴン・タトゥーの女』(2011)で、アカデミー賞主演女優賞にノミネートされた期待の新星。姉のケイトが主演した「ルール 封印された都市伝説」(2005)でデビューを果たし、海外ドラマ「LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」「ER 緊急救命室」などにゲスト出演。『ソーシャル・ネットワーク』(2010)では、ジェシー・アイゼンバーグ演じるマーク・ザッカーバーグの恋人エリカを演じた。

Yahoo!人物名鑑:ルーニー・マーラ

デヴィッド・フィンチャー監督&ルーニー・マーラさん

デヴィッド・フィンチャー監督&ルーニー・マーラさん

アカデミー賞ノミネート発表は、朝早すぎる?

アカデミー賞のノミネート発表は、毎年、朝早くに行われる。今年は、ロサンゼルスの現地時間で朝5時半! ノミネートをささやかれている俳優や監督たちは、この時をどう待っているのだろうか? 実際、今年の主演女優賞候補に挙がったルーニーさんに発表の瞬間について尋ねると、「家で寝ていたわ」と意外な答え。ノミネートされたことは、興奮しながら電話をしてきた母親によって知ったそう。これまで2度監督賞にノミネートされているフィンチャー監督も「朝、早すぎるよね。クレイジーだよ(笑)」と語った。

ルーニーのノミネートに、スタッフ全員が大興奮!

ノミネート発表の瞬間は寝ていたというフィンチャー監督とルーニーさんも、発表されるやいなや、電話がジャンジャン鳴り出したとか。特にフィンチャー監督は、「スタッフから朝6時に、ルーニーがやった! すごい! と大興奮の電話がかかってきたよ」とうれしそう。『ドラゴン・タトゥーの女』(2011)で演じたリスベットと同じように、普段は、はしゃいだりキャピキャピすることもないというクールなニューヨーク娘のルーニーさんも、このときはさすがに興奮したそう。「そりゃ、うれしいよね?」と監督に言われて、「ええ、とってもうれしいわ」と照れながらも笑みを浮かべていた。

アカデミー賞は、女優に悪影響を及ぼす!?

アカデミー賞にノミネートされた瞬間に、注目度が一気に上昇。中には、調子に乗ってパーティーガールに変ぼうを遂げてしまう女優もいるようだが、クールなルーニーさんは、その反対。「パーティーは、あんまり好きじゃないから、行きたくないな……」と語る。どうやら、知らない人がたくさんいる場所に行くのは好きではないようだ。フィンチャー監督も、「フレンドリーだったのに、受賞後に、急に女優然としてフレンドリーに接してくれなくなる女優もいるんだよね(苦笑)。でも大丈夫、ルーニーはそんな女性じゃないから」とニッコリ。アカデミー賞ノミネートとなっても、浮かれることなく、地に足をしっかりつけているルーニーは、とってもかっこいい女性だ。

取材・文・編集:シネマトゥデイ 写真:吉岡希鼓斗

デヴィッド・フィンチャー監督&ルーニー・マーラさん

ドラゴン・タトゥーの女

デヴィッド・フィンチャー監督&ルーニー・マーラさんの最新作

『ドラゴン・タトゥーの女』(2012年2月10日公開)

スウェーデンのベストセラー小説を映画化。スウェーデンの孤島を舞台に、突然姿を消した少女ハリエットの行方と、彼女の周辺で起きていた連続猟奇殺人。天才ハッカー、リスベットと共に、ダニエル・クレイグが演じるジャーナリストのミカエルが事件の謎を追う。

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