必見! アカデミー賞を楽しむツボ

いよいよアカデミー賞授賞式までのカウントダウン開始! セレブのゴージャスなドレスや誰が受賞するかを楽しむのはもちろんのこと、ちょっと知っているだけで授賞式当日が今よりもっと楽しくなる、アカデミー賞を楽しむツボをご紹介します!

楽しむツボ その1 ノミネートのため! 票獲得の禁断のウラ側

表は華やか、裏はビジネスのアカデミー賞 DARREN DECKER / (C) A.M.P.A.S.

政治や商売に接待があるようにアカデミー賞の票獲得のウラにも根回したるものが存在します。通称「試写会パーティー」と呼ばれるこのパーティーは、ノミネートを願って、映画会社が奔走するのです。もちろん、そんじょそこらのパーティーとは違い、百万ドルの夜景が眼下に広がる豪邸で高級シャンパンに極上オードブルが振る舞われ、飲み放題食べ放題。映画に出演したスターも自ら出席し、「僕の(わたしの)映画をよろしくね」とアカデミー有権者たちに笑顔を振りまいて回るわけです。おまけにお客様のお帰りの際は、お土産付き! 福袋ならぬギフトバッグには高価なお土産が入っているのです。もちろん、みんなが接待されたから票を入れるわけではないですが、真実を知るとアカデミー賞の見方も変わってきそうな舞台ウラです。

楽しむツボ その2 迷走中!? コロコロ変わるアカデミー賞ルール

今年の作品賞ノミネートは9作品 Todd Wawrychuk / (C) A.M.P.A.S.

アカデミー賞もここ数年、フレッシュさを取り戻すためにいろいろと新しい試みを行っています。近年で一番の話題になったのが作品賞候補を5作品から10作品に増やすという新ルールでした。しかし、結局そのルールは賛否両論を呼び、今年から又もやルールが改定。作品賞に対する新ルールは、「アカデミー賞の視聴者たちの楽しみを倍増するために、候補作品を10本と決めず、5本から10本の間とする」というもの。しかし、アカデミー候補投票が始まるや否やアカデミー本部には困惑した会員たちからの質問が殺到! 今年の作品賞候補は結局9本になったわけです。これで視聴者の楽しみが倍になるのでしょうか?

楽しむツボ その3 口は災いの元!? 受賞者スピーチで大騒ぎ!

興奮のメリッサ・レオ Michael Yada / (C) A.M.P.A.S.

去年、『ザ・ファイター』(2010)で助演女優賞を受賞したメリッサ・レオが興奮の余りスピーチで放送禁止用語を言って話題になりましたが、1994年のトム・ハンクスのスピーチもスゴイ! 『フィラデルフィア』(1993)でエイズと偏見に苦しむゲイの主人公を演じ主演男優賞を受賞したトムは、壇上から役づくりに貢献してくれたと、ゲイだった高校時代の恩師に感謝の意を伝えました。しかしその後が大変! 何とその先生は自分がゲイであることをそれまで周囲に伏せていたのです。トムのこのスピーチで、先生は世界中にカミングアウト……となってしまったわけです。ちなみにこの出来事は、後にケヴィン・クライン主演のコメディー映画『イン&アウト』(1997)の基になったそうです。さて、今年の受賞スピーチではどんなドラマがあるでしょうか。

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