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ミシェル・アザナヴィシウス『アーティスト』

病気を患っていたマイケル・ダグラスが、すっかり元気になった姿で壇上に現れる。映画監督とは何かをサラリと語った後、開封して読み上げた名は、『アーティスト』(2011)のミシェル・アザナヴィシウス。ライバルとされていたマーティン・スコセッシ監督が一瞬、ほほ笑みを見せる中、アザナヴィシウス監督は隣に座るベレニス・ベジョら主演2人とともに大感激。主演のジャン・デュジャルダンとは熱い抱擁を交わす。

壇上でオスカー像を受け取ると、興奮のあまり、しばらく絶句。「スピーチを忘れてしまった。でも幸せな気分だ」と、フランス語なまりの英語で語り始めた。妻であるヒロイン役のベレニス・ベジョらキャストやスタッフへの感謝の後、本作で注目された名犬アギーへの言葉も忘れなかったアサナヴィシウス監督。

「アギーは僕の言っていることを理解していないだろうけど......。人生が素晴らしいと感じられる日があるなら、まさに今日はその日だ」と、最後までオスカー像を振りかざしながら喜び続けた。(協力:WOWOW/文:シネマトゥデイ)

マーティン・スコセッシ『ヒューゴの不思議な発明』

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マーティン・スコセッシ

(C) 2011 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

プロフィール

1942年11月17日生まれ
アメリカ/ニューヨーク市クィーンズ、フラッシング出身
誰もが認める名監督ながら、アカデミー賞では80年の『レイジング・ブル』でアカデミー監督賞に初ノミネートされて以降、88年の『最後の誘惑』、90年『グッドフェローズ』、01年『ギャング・オブ・ニューヨーク』、04年『アビエイター』と5度も監督賞にノミネートされながら(『グッドフェローズ』と『エイジ・オブ・イノセンス』の脚色賞候補を含めると延べ7度)いずれも受賞には至らず涙をのんできた。しかし06年、香港映画『インファナル・アフェア』を豪華キャストでリメイクした『ディパーテッド』で6度目の監督賞候補となり、ついに悲願のオスカー初受賞となった。

ミシェル・アザナヴィシウス『アーティスト』

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ミシェル・アザナヴィシウス

プロフィール

1967年3月29日生まれ
フランス出身
テレビムービー『La Classe americaine(原題)』などを手がけ、99年には劇場用映画初監督作品となる『Mes amis(原題)』が公開された。2006年、主演にジャン・デュジャルダンを迎え、自身で脚本と監督を務めた1960年代のスパイ映画のパロディ作品『OSS 117 私を愛したカフェオーレ』が全世界で大ヒットを記録。11年には、サイレント時代のハリウッドを描いた無声映画『アーティスト』が世界中の映画賞を席巻した。

アレクサンダー・ペイン『ファミリー・ツリー』

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アレクサンダー・ペイン

(C) 2011 Twentieth Century Fox

プロフィール

1961年2月10日生まれ
アメリカ/ネブラスカ州オマハ出身
インディペンデント・スピリット賞受賞やアカデミー賞でも脚色賞候補に挙がった『ハイスクール白書 優等生ギャルに気をつけろ!』(99)で大躍進。ジャック・ニコルソンを主演に迎えた02年の『アバウト・シュミット』も数々の映画賞で賞賛を受ける。『サイドウェイ』(04)では脚色賞で初のオスカーに輝くと共に監督賞にも初ノミネート、日本でもリメイク版が製作された。長編としては7年ぶりに手掛けたジョージ・クルーニー主演の『ファミリー・ツリー』も果たしてアカデミー賞にノミネートされるなど、軒並み高評価を獲得。

テレンス・マリック『ツリー・オブ・ライフ』

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テレンス・マリック

Courtesy of Fox Searchlight

プロフィール

1943年11月30日生まれ
アメリカ/イリノイ州出身
ハーヴァード大、オックスフォード大を卒業後、マサチューセッツ大学で哲学の講師をしていたが、映画製作に興味を抱き、72年のポール・ニューマン主演作品『ポケット・マネー』の脚本を執筆。73年、製作と脚本も兼ねた『地獄の逃避行』で監督デビュー。78年に監督した『天国の日々』は、「タイム」誌の選ぶ“70年代のアメリカ映画ベスト10”に選ばれた。その後監督業から遠ざかっていたが、98年の『シン・レッド・ライン』で20年ぶりにカムバック。

ウディ・アレン『ミッドナイト・イン・パリ』

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ウディ・アレン

Photo by Roger Arpajou (C) 2011 Mediaproduccion, S.L.U., Versatil Cinema, S.L.and Gravier Productions, Inc.

プロフィール

1935年12月1日生まれ
アメリカ/ニューヨーク州出身
テレビバラエティーや舞台などで台本を手がけ、65年『何かいいことないか子猫チャン』の脚本兼出演者として映画デビュー。77年『アニーホール』でアカデミー監督・脚本賞を受賞するが授賞式には姿を現さず、マンハッタンのクラブで得意のクラリネット演奏をしていた。そのことについて彼は“アカデミー賞には興味がない”とコメントを残し、後の『ハンナとその姉妹』が脚本賞を得たときにも欠席。いわゆるニューヨーク派の監督で、その都会的な物語は、一部の熱烈なるファンに支持されている。

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